「汗」は体温の調節をする大切な役割を持っています。でも、顔にばかり集中して汗をかくと化粧が崩れてしまって、せっかくキレイにメイクをしても台無しになってしまいます。そこで気になるのが「多汗症」との関係性ですよね。そんな因果関係についても詳しく調べてみました。
顔に集中して汗をかいてしまう「顔面多汗症」などの原因から対策もみえてきます。
前回の記事はこちら↓
まだ大量の汗に悩んでますか? |
・『アセカラット』という汗サプリがパヴォーネ金賞を獲得した件 ・手汗、顔汗と多汗症の関係 |
おすすめ記事 |
・顔汗をかかない魔法が欲しくありませんか? |
多汗症との関係はあるのでしょうか?


メイク崩れと多汗症と顔汗
💦「汗」はメイク崩れの原因のひとつとなっています。顔の汗はエクリン汗腺から出されていて、その汗の成分はほとんどが水。
顔から大量の汗がでると、メイクを流す状態になってしまうんですよね


体温を調節するために汗を分泌しているエクリン汗腺は全身に分布しています。
でも、すべてが汗を出している訳ではなく、運動不足などで汗をかかない生活をしていると働かなくなるエクリン汗腺がでてきます。

そうすると、体温を調節する時には、心臓から近く動きの多い顔などの活動しているエクリン汗腺からでる汗が増える仕組みになっています。


女性ホルモンの減少で体温の調節がうまく機能せず、顔からの汗がひどくなる場合があります。

➋「局所多汗症」の場合は、顔や頭、手や足など部分的に異常に汗をかきます。
「汗」によるメイク崩れには「多汗症」も原因のひとつとして関係しているといえます。
メイク崩れの原因❶
エクリン汗腺から出る顔の汗の成分はほぼ水なので、本来は臭いもせず蒸発しやすくサラサラしています。ですが、顔の汗はベタベタしていると感じている方も多いのではないでしょうか?
汗腺は「血漿」を汗として分泌します。
血漿には人間に必要なミネラルが含まれていて、そのまま汗として出してしまうとミネラル不足になってしまいます。
血漿には人間に必要なミネラルが含まれていて、そのまま汗として出してしまうとミネラル不足になってしまいます。
体に必要なミネラルを再吸収し、水分と塩分だけを汗として分泌することが正常な汗腺の働きです。
正常に再吸収された汗はサラサラしています。


化粧品の保湿などの成分とベタベタの汗がくっついてしまい、化粧品に含まれる油分などと汗が混ざることでメイクが崩れやすくなる要因になっています。
メイク崩れの原因➋

精神性発汗の場合は、突然起こることが多いため血漿を再吸収することがうまくできずにベタベタとした汗になります。

ベタベタの汗はファンデーションが浮き上がりやすくなってしまいますよね

汗は運動をした時や気温が高い時などに出るのは本来の生理現象です。
一般的な汗をかきやすい人でも運動した時などには全身に大量の汗をかくでしょう?
✅しかし「多汗症」の人は体温を調節する必要のない時や、汗の出るタイミングではない時にも異常なほど汗をかいてしまいます。
そして顔に集中して汗をかいてしまうのが「顔面多汗症」です。
多汗症は原因ははっきりとはわかっていませんが、生活習慣やストレスによって自律神経のバランスが崩れ、発汗を促す交感神経が活発になっている状態が続いていると考えられています。
あとがき/まとめ
汗は体温を調節し体には大切な機能ですが、肌の角質層を潤したり保護をするバリア機能の働きもあります。 顔汗がひどいと角質が剥がれてしまい未熟な角質が増えることに繋がります。
また、未熟な角質ではバリア機能がうまく作用しなくなるため、外部からの影響をとても受けやすい。
また、未熟な角質ではバリア機能がうまく作用しなくなるため、外部からの影響をとても受けやすい。
そして汗腺が刺激されて汗がでやすい状態になるというわけです。
サラサラした本来の汗であれば、皮脂や化粧品の成分などで守られた肌はメイクが流れ落ち崩れるほどではありません。


化粧品の成分やホコリなどもくっついてしまい、ファンデーションも浮きやすく化粧崩れを引き起こしてしまいます。

「汗かきな人」かそれとも「多汗症」なのか気になるところですよね。
次回はその気になる「化粧崩れと多汗症」関係。対策編をお届けします。
それではまた



対策編はこちら
➡顔汗予防にサラフェプラス
<関連記事>




あなたが解決したい悩みは下記カテゴリーより選んでください↓
効果的な汗対策ケア方法も紹介しますネ